英検を利用して英語を伸ばそう
法政、明治レベルの大学受験はほぼ英検準一級レベルと言っていいでしょう。ただしリスニングは英検の方が難しいですが、長文の読解力はほぼ同レベルと言えます。子供の思考力は抽象的な思考の発育と比例します。だから高校二年生がいきなり入試問題を解こうとしてもかなり高レベルの読解力(現国の能力とも違います)がない限りまだ入試問題を解くのは難しいでしょう。読書によって抽象性の高い読書力をつけることを並行して行いながらも、1)英検を利用して徐々に準二級から準一級までの問題を解いて抽象性のレベルを上げていくのも賢い方法です。もう一つの方法は抽象性のそれほど高くないセンター試験の問題を解きながら一般入試レベルの問題に慣れる訓練をしていくのも上手な方法かと思います。センター試験の問題はさっき書いた法政明治レベルの抽象性よりも若干低めに設定されています。英検2級まではっショッピングモールでの買い物とかのレベルの話ですが、準一級は入試と変わらず教育、文化、言語、経済、環境、政治などの問題が主体です。この抽象性の高さについていけないと3年生になるにつれて成績は徐々に下がっていきます。
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